3月12日今年最初のFF

今シーズン最初の釣りは妻と二人旅です。

家を10時半に出ました。

途中伊豆スカイラインの見晴らしの良い場所に車を止め、降りた私達は富士や南アルプスを望みます。
「富士山の左側に雪を被った山が見えるだろうあれが北岳だよ。ふもとの広河原に岩魚釣りに行っただろ!帰りに温泉に入った場所だよ!」
「駿河湾の手前に小高い峰々が見えるだろ沼津アルプスと言われているんだよ!春先にハイキングをすると気持ちが良い尾根道だよ、お互いにもう少し若かったら行けたのにね。」
方向音痴で地図にめっぽう弱い妻に少しの間、素晴らしい景色の説明をしました。

毎年、その年の状況確認と称して大見川小川橋付近の魚影を確認します。
気温も低く活性もあまり良くない状況でしたが着いた時にはガガンボのハッチが僅かにあっただけの川が30分経過した頃からナミヒラタカゲロウとオオクママダラカゲロウの混合ハッチが始まりました。
しかしライズは全く無く、風はさらに強くなりハッチしたカゲロウは強風で上流に流され、流れの垂水でもがいています。
それでもライズは全くありませんでした。
沈んでしまったフライに何度か型の良いアマゴがアタックしてきました。
水中で虫を頻繁に食っているようです。
強風の中でナチュラルドリフトが上手くできた時だけフライに出て来た3匹のアマゴのサイズは20cm前後でした。

2時半でしたが早々に納竿して車に戻り着替えて湯ヶ島へ行きヨモギ大福を買い求めそれを二人で食べながら地蔵堂のわさび屋まで戻り、わさびの三杯酢漬を買って帰路につきました。

途中、伊豆スカイラインから夕陽を眺めようとしました。少し時間が早く30分仮眠して待つ事にしました。しかし10分経過したところで足元が寒くなり目覚めてしまいました。
久しぶりに川の中を釣り上り足がだいぶ疲れてしまっていた私は「今回は空気の汚れで山や海が霞んでいるので帰ろう」と早めに帰る事にしました。

妻とのフライフィッシングは出発が遅く終了は早いのです。それでも充分自然を楽しむ事ができました。

IMGP0629


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