20年ぶりのフライフィッシング

若いころから趣味が一緒で山登りや釣りに毎週のように行っていた友と久しぶりに飲む機会がありました。 話が盛り上がって20数年前に一緒に歩いた山のふもとへ岩魚釣りに行っている話の中で魚はともかく川が綺麗で気持ちが良いと話をしたら、
早速一緒に行くことになりました。

早朝は魚の動きが鈍く、しかも3時に家を出なければならないので先行者の後2時間過ぎてからの釣るをすることにしました。
家を5時に出発です。
10時に現地の河原で支度をいていると下流から1人のルアーマンが近ずいてきました。早朝1番の入渓者は河原に7時ですのでとっくに上流へ行っているはずです。 私は不思議な感じで釣り支度を終し釣り始めました。 後方に離れていたフライマンがいっきに私達の近くへ来て釣り始めました。 私達の前後をルアーでちょろちょろ投げてはうろうろされては落ち着いて釣りができません。ルアーマンに声を掛け大きく間隔をあけることにしました。 かなりの距離を保ったはずなのにすぐ追いつい着かれてしまい再度彼と話し合う事にしました。 俺は7時から河原に入っているのに私達が頭をはねたと言い出しました。 確かに私達が釣りを始めた地点は彼が入渓した5分ほど上流地点です。私は彼が入渓してから2時間経過しているので私の後ろに居るはないと主張しました。 よくよく話を聞くと彼は入渓地点から更に下流へ下り釣り上ってきたようです。 しかたなく私達は彼に釣りをする区間を申し出て上流部の一部だけ釣ることにして下流をすべて彼に譲りました。 それでもまた彼は私達を追い越して最終地点の堰堤へ行って投げまくっていました。 通常の釣り人が釣る2倍の区間を素晴らしい早さで釣りをするルアーマンに呆気を取られた1日でした。


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