3/22二度目の伊豆

今回は3月8日に同行したY崎さんのガイドです。 前回は魚がフライに出なくて苦戦したようです。何か問題があるようです。 ポイントの読み間違えやナチュラルドリフトの不具合のどちらかだと思われます。 最初のポイント 必ずのように魚の付いている最初のポイントでまずはフライを流してもらう事になりました。フライが思うように流れません。すぐに手前の流れにリダーがとられ大きなドラッグがかかってしまいます。あまりにも短いリダーを取替えさせ再度チャレンジです。 どうやらリダーの長さの重要性がわかったようです。 ドリフトの距離を技術以上に流していますので大事な所でドラッグがかかってしまってます。何度かやり直しているうちに幅広アマゴがでました。なのにY崎さん合わせる事をしません。どうやらフライに出る前に水中で反転した魚に気を取られフライを見失っていたようです。落ち込みが激しく何度も反省の言葉を連続していました。 このポイントは出ても出なくても必ず魚の付くポイントだと言っておいたのに半信半疑のようでした。 その後は私の細かい説明を良く聞き魚の出るのを確信したようです。 私は魚を釣るには少しだけ離れた所から正確にピンスポットでフライを落とせれば誰でも連れると常々言っています。それとポイントとの距離感と立つ位地でほとんど問題は解消されると思っています。 ポイントの確認 簡単に魚の釣れるポイントと言っても釣り人の多くが漠然と釣りをしているのが現状ではないでしょうか、つれない人の多くがそうだとおもいます。 魚の釣れるポイントは点です。釣れない人の多くは線や面でポイントを設定していすようです。魚の出てくる場所を直径10cmの円設定できればほんの少し前(30cm前後)へフライを落とせば良いのです。(水深やライズ状況によって異なります。一般的には深いポイントでは長い距離をドリフトする必要がありますが魚が浮いて流下物を捕食している場合には30cmも流せば充分です。 問題は流れの中で点で魚の出る場所を設定できるかどうかです。それができればビックリ合わせがなくなり合わせ切れやすっぽ抜けも軽減されるのです。 Y崎さん1匹目を釣るとその後は順調に釣れだしました。 この日は約20回ほどフライに出た中から6匹のアマゴを釣りました。 それでも力が入ってしまうのか2匹の合わせ切れと2匹のバラシがありました。特に最後に出た大きなアマゴ8寸以上合った奴を逃がしたのには悔しさが全身にあらわされていました。 課題はラインが長いうちにロッドを立てすぎです。ラインがロッドの何倍もあるうちに垂直までロッドを立ててはバレでしまいます。あわてずゆっくりとラインを処理できれば解消するでしょう。


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