2020年ニュージーランド釣行報告

2020年ニュージーランド釣行

2020/02/25
ニュージーランドの初日はラングタイキ上流部ボートランプからスタートした。
まずは、ランプの僅か上流まで歩いてすぐのニンフポイントでニンフィングをしたが1匹を釣っただけでその後、まったくアタリは無かった。ここは毎年私のニンフ・チェックポイントだ。まず今年は魚が薄いように思った。
ボートランプに戻って、目の前でライズをしていた3匹をマーリーがボートにK氏を乗せ、ラフティングボートのロープ握り腰の深さまで引きロープを握ったままボートを固定した。K氏がフライを何回か投げ手前の魚から2匹釣った所でライズが無くなりボートを岸に戻した。今度は私とマーリーも乗船し更に奥のポイントへとオールを漕いで移動した。手前の釣りやすいポイントで小島氏が2匹釣ったところで釣り人の交代だった。私の番が来た。私も3匹のライズを手前から次々と釣った所で少しだけボートを下流へ移動させマーリーが私にニンフチェックを求めたので面倒だがニンフを流した。1匹だけアタリが有りすぐにリリースし下流へと移動する。
何時ものようにニンフポイントに来るとマーリーはチェックと称して私に魚が居るか各認させるのだ。何処でもニンフポイントは私にチェックで次の釣り客のため毎年、ニンフポイントの確認係をさせるのだった。ニンフポイントではフライを流すと数匹はアタリが有る大場所で今年はアタリが少ない?どこかおかしいぞ?私は感じたが不安は無かった。流れが大きく変わっていたからだ。下流にボートを少しずつゆっくりと流して行くが、昨年と渓相は更に大きく変化していて多くのドライフィッシングポイントが消えていた。毎年型の良い魚が沢山付いているポイントをスルーして下流へと進んだ。
何時もビックレインボーが居る場所の手前でボートを固定した。私はボートの乗ったまま待っていた。二人はなかなか戻ってこなかった。しびれをきらした私はボートを降りて少しずつ川の中を歩きポイントへ向かった。二人で流れに向かって盛んにキャスティングしていた。私が見ると時たま大きな頭を出しライズをしている。K氏のコントロールが定まらない。しかもライズ間隔とリズムが有っていない。結局、ライズが遠のいてしまった。マーリーがドライフライの下に小型のニンフを付けた。K氏が2・3回キャストする。距離が短い、おそらく魚の下流にフライが落ちている。私は我慢できずに、思わずK氏に「Kさん1mラインを伸ばした方が良いよ!」口に出してしまった。ラインをのばして一投目「ナイス」マーリーがつぶやいた。3・4秒後でした。「ヒット!」マーリーの声が響き渡った。Kさんのチャリスペが弧を描く。K氏が丁寧にやり取りしている。ビックレインボーだ。魚の体力が徐々に失われて行くのを私は感じた。マーリーのランディングネット収まったのは60mのジャックのレインボーだった。私はマーリーのカメラを受け取りマーリーとK氏、二人一緒の写真を撮り、そして下流へとボートは移動した。
以前ビックポイントだった所がことごとく壊れていた。少なくなったポイントの中から魚の付いて居そうな場所を私はくまなく見まわした。流下物が少ないのかライズは見当たらなかった。
マーリーがボートをいつものポイントであるプールで止めた。マーリーが50cm位の魚を見つけた。(きっと居るのを知っていたのだろう。)K氏に魚の居場所を教えているが一向にK氏に伝わらない。マーリーも私も熱くなって説明するがクルージングしているのでなかなか伝わらない。何度もキャストするが魚の前にフライが落ちない、そろそろ限界かなと思った。マーリーがドライフライの下に#16のニンフを付けた。1投目だった、マーリーがヒットと叫んだ。K氏のロッドが大きく湾曲した。難なくランディングネットに収まった魚は50cmのレインボーだった。
私はだいぶ時間を費やしたのですぐに下流へと移動するのかと思っていた。しかしマーリーはボートを上流に向かって漕ぎだした。浅場にボートを止めブッシュにアンカーを入れ固定をかく認して降りた。「タカオ、カミン!」私は一瞬呆気に取られたがボートを降りて最初の一歩ですぐに理解できた。思い出した。さっき下って来たシャローは毎年ビックトラウトの付き場だった。マーリーの後を付けて行き樹に負いかぶさった瀬のポイントへ到着した。マーリーが指示した。1投目にミスキャストで指示した場所の20センチ下流へフライを落としてしまった。「まいいか?」すぐに45cmのレインボーが出て素早くキャッチしてリリースした。私がこれで終わりだと思った。リールにラインを巻いて戻るつもりだった。マーリーが「待て、もっと10m上流の左シャロウー・エッジだ」と指示した。気を取り戻した私はリールからラインを出しメジャーリングした。(魚のいない場所に一度投げて長さを測る)。測ったラインをシャロー・エッジに投じた。フライが20cm流れた時だった大きな頭が顔を出した。冷静だった私はフライを咥えた頭がゆっくりと消えるのを確認して更に一呼吸おいてロッドを立てた。「ナイス!」マーリーが叫ぶ。私はフキングした魚がすぐにビッグブラウンだと判った。私はその場で魚のパワーが失われて行くのを待った。ブラウンは軽く合わせる事によって一気に走らない事を知っていたからだ。軽いプレッシャーで5分間泳がした後にランディングしたブラウンは60cm超えのジャックだった。私は特に大きなジャックは引かないから余裕だった。こいつはマーリーが名前を行けている魚だと思った。
その後、瀬に行くたびに私はニンフチェックをやらせられた。又、浮いている魚を見つけてはK氏と交互してレースウイングを流して反応が良くない魚にはメイフライタイプのフライにチェンジして使用した。私達は一人10匹位を各々のドライフライで釣ったがドライフライに反応の悪い魚が多く時間をついやしてしまったので予定の流域の半分でフィニッシュとした。後はボートを流すだけだった。帰ってから夕飯を作らなければならない私には良い選択だった。

2/26
前日の残り流域下流部をやろう行っていたマーリーの気が変わって前日フィニッシュしたボートランプから釣り下る事にした。私はK氏の視力が落ちて時間が予定通りに進まない事を察していた。ボートに乗った私達は下るものだと思っていたがラフティング・ボートが上流に向かって動き始めた。私は心の中で「おいおい大丈夫かよ?流れも強いぞ!」すぐさま「K氏が上の入り江に行くようだと」私に言った。「あそうか!」私もうなずいた。前日、何時も最後に見に行く入り江に時間が無く入らなかったのを思い出した。それにしてもゴムボートで流れの中を30mはある上流へ向かって漕ぐとは?入り江の入り口に入ると私の出番だった。マーリーの意図を察知して魚を探すのが私の仕事だ。「マーリー!ストプ・ストップ・・・フィッシュ・フィッシュ・ブラーニ!」魚を見つけた私がロッドで魚の居場所を指した。私が「you see?」マーリー「Isee!Takao try! 」私「Ok!」私が最初のキャストをした。予測して魚の前50cmに落とすつもりがびびって7・80cm近く離れてレースウィングが落ちた。自分ではもっと近くに落とすつもりだったので魚が見つけてくれるか不安だった。ブラウンがゆっくりと近づいてきた。口を開けスローモーションでフライを咥えた。私は充分口が閉じるのを待ってから強くロッドを立てた。少しだけ抵抗したブラウンはなんなりとランディングネットにおさまった。こいつ釣られ癖が付いているなと思った。最初の1投で釣れたブラウンは50cmサイズだった。
次の魚はボートを下した橋の袂のブッシュの巻き返しにいた。少し上流でブラックベリーをチャミングしたのでレースウィングをパクパク食っていたライズだ。魚はレインボーだ。どうするのか見ていたら、下流にボートを廻してマーリーがブッシュの枝を掴みボートを固定した。反転流目がけてK氏がレースウイングの付いたラインを伸ばしてキャスティングを始めた。最近どうゆうわけかラインをメジャーリングしないでやたらフライを投げながら伸ばすのでライズが止まってしまいそうで心配だった。私は下流に一度フライを流して距離を測った方がいいよと余計な事を言ってしまった。キャストしてフライに出た魚45cmの位のオスのレインボーだった。リリースして次のポイントへボートをドリフトした。
私は新たなポイントを探しならボートを操作するマーリーを予測して岸際のライズの有りそな場所を凝視するがポイントが変わり、なかなか見つからない。しばらく流れに任せていた。すると大きな反転流の有るポイントで数匹のライズを確認した。マーリーがボートを反転流の下流へ操作した。下流からターゲットの魚を釣るのだと理解sした。おそらくマーリーはこの場所に魚が居る事を知っていたのだろう。マーリーは何匹かのライズから一番大きい魚のライズを意識してターゲットに近づこうとチャレンジしていた。流れが強く彼の思う場所にうまくボートを寄せられない、しかも水深が深くて固定できる物が無い。何度かチャレンジして良い場所を確保しようとしたがライズは止まってしまった。しかなく移動するしかなかった。
次のポイントは本流から分かれた極小さな流れの中に居たブラウンだった。マーリーが魚を見つけて私に支持するが流れの底色と同化して一向に見つからない。私は魚の居場所がわからない時はキャストしない事にしている。必ず居場所を確認して、できればワンキャストで魚を掛けるのが好きだからだ。これが私のトラウトフィッシングスタイルだ。自分ではハンティングに近いものだと思っている。マーリーが支持した方角を凝視して少し待っていた、小さなライズを見つけた。「あっ!これだ」と思ったが魚が水中に戻るとっ底の砂色と同化していて魚の姿は私の視視野の中では曖昧のままだった。しかも私のキャスティング方角から流には何本かの枯れ枝が水中から出ていた。少しだけ左のリーチが必要だった。私は難しいシチュエーションの場合やこの魚だけは絶対掛けたいと思った時には必ず魚の居ない方角へキャストしてイメージキャストをする習慣を付けていた。その甲斐があったのか1投目で魚の上流4・50cmにフライが落ちた。ゆっくりと浮上してきたブラウンがフライを咥えた。口が閉じるのを確認して更に一呼吸おいてロッドを立てた。当然のことのように魚は上流へ突っ走った走しった。私は水中の枯れ枝を意識して頑張った。思っていた通り、最初のスピードに4Xのティペットが耐え切れずフライをロスしました。それを見ていたマーリーは右手の親指を立てすぐにラフティングボートを漕ぎ始まました。ちなみにこの魚ライズの前に確認した時より掛けたら大きかった。60cmは有ったと思った。
ラフティングボートはライズを探しながら下って行った。この場からスプリングクリークの合流までは実はライズが有っても魚を撃沈させてしまったり、必要以上に時間がかかり諦めたりで鮮明な記憶があまりないので文書に自信が無い。パスしてスプリングクリークの話にします。(途中魚は4・50cmクラスが何匹か釣れました。)
牧場から湧き出てくるクリアーウォターのスプリングクリークの合流には毎年、数多くの魚が居ました。今年も例外ではなく多くの魚が居た。まず、K氏が手前の魚から大小数匹をボートの中から釣り写真を撮りリリースしました。そのままボートを固定してK氏に待っていてもらい、私とマーリーはボートを降りてスプリングクリークに入水してり釣り登る事にした。去年までは流れが二筋に分かれていたのでK氏とマーリーが左側を釣り私が一人で右側を釣っていた。今年は水量が少なくなりそれが出来なくなっていた。K氏を残し私たちは更に上流へと膝から股位の深さを遡上して行っ
た。魚を探しながら流を上って行くとちょっとした深みが有った。どうやらここがスプリングクリークの最終ポイントの様だ。何匹化の魚が泳いでいるのを確認した。マーリーがクリップルダンの下に小さなゴールド・ニンフを付ける様に指示した。どうやら時間がかかりすぎていたので早いとこのポイントを終わらせたい様だ。私は指示に従いクリップルダンの下にすぐに沈むのを回避する為にタングステンではなくブラスビーズの#18のゴールド・ニンフを付けた。最初のキャストは手前の魚を狙った。ビーズニンフを食って来た魚を立て続けに2匹を写真も撮らずにリリースした。時の事です。2匹の釣果で魚がざわついたのをきっかけに45cmレインボーがドライフライに食いついた。魚達が上ずりはじめた。ポイントから魚を下流に移動して写真を撮り、再度ポイントへ戻り何匹を釣りリリースした時だった。最大の影が流れの最上流へ出て来た。マーリーは興奮して「ビイックワン!ビックワン!」と私に伝えた。「Yes!」私は答えた。私はそいつ、目がけてフライをキャストすると興奮していたのか落ちた瞬間だった。簡単にドライフライを咥えた。マーリーと私はすぐにブラウンだと判断できた。走らない魚をゆっくりとやり取りして写真を撮りリリースして私たちはK氏の所へ戻った。だいぶ時間も経過していたのでマーリーがボート漕ぐのを楽にする為に私もパドルを使って一緒に漕ぎだした。下流へと進んだがどうしても良いポイントと思われる場所で魚を探していまう私はパドルが動かなくなった。何分か経過して、何時もマーリーが世話になっている牧場に有るボートランプでボートを上げ帰路に向かった。必ずマーリーは牧場の母屋の前で必ず、クラクションを1度鳴らすのだった。実はこの日の後半に釣りの記憶があまりないのです。

2/27
ラングギタイキ下流部(レイク・アニフィノア)下流
この日は入川前にマーリのガイド仲間のダンの所に寄ってボートを引き上げ場所に回してもらう事になっていた。ダンに家によって彼の車と2台で一緒にボートを下す場所へ並走して走った。現場に到着すると川は増水して濁っていた。どうやらダムを放水したようだ。しかなく、2台でダムサイドまで戻り車を止め除いて見た。ダムの放水口は既に閉じていて水は流れていなかった。マーリーとダンとで少し相談していた。もう一度、ボートを下す場所へ戻ることにした。ボートを下す場所で川を再度確認するとゴミが少し多いが既に水位は平水になっていた。マーリー達は下流のボートの上げ場所である知り合いの牧場へ向かった。車を回しに行ったマーリ達が戻って来る間に水の濁りも少なくなってきた。更にマーリーが戻って準備をしているとほぼ濁りは解消できた。
私が斜面をK氏が落ちないように補助してラフティングボートに乗せ、やっと出発だ。
何時もならボートを下したこの場所でライズが有るのだがライズが無い。ここでライズが無いと少しの間は私のニンフチェックポイントだ。瀬を下り岸にボートを寄せシシャローサイドに行き、何時ものようにインジケーターの付いたダブルニンフを流した。私が流心のレインボーポイントで2匹、型の良いレインボーを釣った所でシャローエッジのブラウンポイントでK氏にチェンジした。3匹、釣った所で次のポイントへ移動した。次のポイントものニンフィングだ。K氏は面倒でやりたがらないので私がマーリーに「Takao check !」と言われ仕方なく協力するのだ。毎年の恒例なので私もK氏も彼が次のゲストをガイドする時の為に魚の濃さ(釣れる場所)を確認しているのだと認識していた。今回は3・4個所の瀬をチェックした後に魚の付いて居るドライフライポイントへ移動した。
私とマーリーはK氏を岸に上げたボートに置いて瀬を渡り対岸のポイントへ移動した。マーリーが見ている辺りに、私は2匹の魚を見つけたマーリーに確認する。手前の奴からから狙うことにした。TMC2488、#16に巻いたレースウィングをキャストする。そして静かにフライが流れて行く。魚の前に達した時、時間が止まったかのように思えたる位のゆっくりしたスロモーションで大きな影が浮上して口を開け私のフライを飲み込んだ。頭が水中に沈んで20cmほど潜った所で私はロッドを大きく立てた。GS884-4が弧を描く必死に逃げようとする。魚が何度もバンクの茂みに入ろうとするが私はロッドの角度を何度も変化して、いなした。数分近く経過したように感じたが実際は2・3分だろう。魚が力を失って来たのを感じた。待ち構えていたマーリーの前に魚を移動した。「サバ!」とネットを水に入れる音がして水中から魚が現れた。60cmオーバーのレインボーだ。写真を撮って私が移動しようとした時マーリーが「カムバック!」と叫んだ。もう一匹が定位置に戻って来たと言った。最初に2匹いた魚の1匹が戻って来ていた。私は2匹目をチャレンジする準備をした。一度巻いてしまったリールからラインを出してパウダーフロータントでドレシングをやり直しフライが高く浮くようにした。再びフライを付けたロッドを2・3回空振りして水切してキャストした。一回目はフライを流し、この魚視野に入っても何の反応もなかった。私はおもむろにラインを手で繰り寄せフライをクリップルダンにチェンジをした。何度も流す事は余計な警戒を助長するからだ。そして最初の1投目だ。すーと浮いてきてフライを咥えた魚はブラウンだった。かなりのトルクでグングンと潜ろうとしたが走り回らないので比較的スムースにランディング出来た。そしてリリースした。二人でボートに戻ると座ったまま向きを変えらてないK氏にマーリーが2匹をキャッチした事を伝えた。アンカーを上げてボートをドリフトしてシャローの下流に再びアンカーを入れた。ボートを降りたマーリーがK氏を連れてシャロー・エッジに川岸をゆっくりと登って行った。でニンフィングングをする為だった。私はボートを降りて下流のポイントにライズが無いかと一人で探しに行ったが見つからない。二人は上流で45cmから50cmのブラウンを立て続けて釣っては離しを繰り返している。5・6匹位つった所で私が近づくとやっとフィニッシュにしてボートに戻った。ボートに全員が座るとマリーがニンフロッドに付けていたカディスピューパーの材料を私に聞いたが私の英語力では説明できなかった。途中、ボートに乗ったまま何個所かで交互にドライフライでレインボーを釣ったが目立ったポイントが無いので記憶も定かでない。
その後は私もパドルで一緒に漕ぎ出し、そろそろ終わりかなと思った。だいぶ川を下った頃いかにも居そうな場所でマーリーがポイントの下流へとボートを回した。既に日が傾き始めた逆光の水面を見上げるとゆったりだが複雑な流れだった。ここが最終ポイントだと思った私は無造作に付いていたフライを流れの中に投げ入れたワンキャストで自分の思っていた鏡のような水面のポイントへ上手く落ちた。フライが3・4秒間漂った。大きな頭が出て、消えて一瞬だった。ぐいと下重みが伝わりロッドがしなった。寸前までスレ魚をかまっていた6Xノティペットはひとたまりもなく一瞬で切れた。実はこのポイントで一週間前に台湾人が70cmオーバーのブラウンを釣ったのだった。後で写真をみせてもらった。「マーリー先に言っておけよ!」27日のフィッシングはこれでフィニッシュだった。

2/28
フルナキリバー
今日はマーリーの家から近くのフルナキリーバーでの釣りだ。
私達はマーリーの家からボートを載せたトレラー付きの車で出発した。フルナキリバーの橋脚の下でボートを下したマーリーが息子のランスとボートの引き上げ場所へトレーラを移動しに行った。私は時間がだいぶ掛かることを知っていたのでボートランプのすぐ上流の瀬に降りて、ニンフィングでチェックした。マーリーもそれを期待しているからだ。最初のキャスティングでブラウンの45cmが釣れた。次のポイントは一気に走られて対岸の倒木に潜られラインブレークだった。魚の走りからすると、おそらくレインボーだ。その後は全くアタリもない。何時もこの瀬では4.・5匹は釣れる場所なのに?やはり今年は何処も魚が少ないようだ。
諦めて、近くの柳の木を見て回った。チャミング用のレースウィングの量を確認したのだ。
ランギタイキの上流では余り見えなかったレースウィングが柳の小枝に並ぶように付いて居た。その中の流れに出ている枝をウェディング・スタッフで叩いて落とした。レースウィングが水面を流れて行った。私は今日は良い釣りが出来ると確信した。私が状況確認をしている内にマーリーが戻って来た。
何時もの場所からボートを下してロッドや昼食等を載せ、Kさんも載せて出発だ。まずは私が確認してあった柳の木へボートを寄せてオールでマーリーが枝を叩いてレースウィングを落とした。ボートは流れにまかせてゆっくりと下る。マーリーはプールの穏やかな場所を注視している。まだ時間が早いのかライズはなかった。瀬の流心をボートはゆっくりと流れていった。マーリーは瀬尻にボートを付けて今、ボートが流れてきた水面を見ていた。私達にボートを降りる様に指示した。ライズを見つけたようだ。ボートから降りたK氏と私はマーリーの後を追った。マーリーが K氏のロッドをもってライズを指した。ライズ場所が分かったK氏がレースウィングを投げる。3・4頭目でフライを咥えたのは50cm弱のブラウンだった。
その後ライズが無かったのでマーリーが私達を待たせて上流のポイントへ魚を探しにいった。私は待てよ、シャローエッジでブラウンがニンフで釣れているよな!この瀬のエッジにいてもおかしくないはずだ。
私はボートを降りて上流のシャロエッジへ近づいて、水深35cmの上流に向かってフライを落とした。旨く虫が流れて来そうな筋をフライが流れて来る。大きな頭が出てクリップルダンを咥えた。ままとやったと思った。50cmクラスのブラウンだった。リリースして、少しフィーリングラインを変えて再度クリップルダンを流した。再び同じようなサイズのブラウンを釣った。私は新しい発見をした。シャローエッジの緩やかな流れ水50cm以下はドライフライで釣れると確信した。上流へ見に行ってきたマーリーにこの事を報告した。
戻って来たマーリーが K氏と私を連れて上流へと歩いて行く。柳の茂みの横に本流から分流した僅か4.5メートル幅の流れが有った。マーリーが5・60cmのブラウンを見つけた。K氏に居場所を説明するがなかなか通じない。確認後、何度かキャスティングして内に何となく魚に気づかれてしまったようだ。こしずつ上流へ移動している魚に向かってキャストするがミスキャストが多く更に追いやってしまった。そしてブラウンは柳のブッシュの中に消えていった。マーリーが川も滑るのでK氏をボートに戻して、私と更に上流へ浅瀬を歩いて魚を探しに移動した。居た、左から柳の木が被った奥の流れにビック・ブラーニ65cmは有る。マーリーが私にサイドキャストで中に入れろと指示をした。「Yes!」私は返事をしながら親指を上げた。何時の通りメジャーリングで距離を測ってから柳の下へ投げ入れた。警戒して投げたので少しだけ私が思う所より遠く目に落ちたが我慢して待った。少しずつフライが近づいて行く。魚の方も少しずつ近づいて来る。近づいた魚はフライを見回すようにしてから口を開いた。そして多くの水と一緒にフライを飲み込んだ。大きな口が閉じたのを確認して、更に水中に魚の頭が消えてからロッドを立てた。ずっしりとした重みと同時に頭を振る振動がロッドを伝わった。反射的に右手のロッド・グリップに力が入った。魚の力をいなし体力の消耗するのを待つことにした。マーリーがランディング用のロングネットを持ってボートのそばで待っていた。私はゆっくりとボートの所まで魚を誘導した。今度はマーリーがネットを置いてボートに同乗して来たラブラドールと一緒に魚の写真を撮ろうとした。私はそれを意識して強引に魚を引き寄せた瞬間だった。5Xのティペットが切れた。マーリーの希望する写真と一緒に私の釣った魚の写真は消え去った。
その後ボートを下り次のポイントへ移動した。マーリーが見つけた瀬頭の魚ライズを K氏50cmクラスを何匹かの魚を釣りまくっていた。私は下流へ魚を探しに行き対岸にビックトラウトを発見したが1発勝負でミスキャスト、魚を撃沈させた。上流からボートでK氏とマーリーが下って来た。英語力の無い私はビックワンが居たが逃げただけ「ワンキャスト、ゴーン!」伝えた。私もボートに乗り一緒に次のポイントへ移動した。私はマーリーが見つけた対岸の複雑な流れの魚を何とか掛けてキャッチしてリリースした。その下流でK氏が盛んにキャスティングをしている。私は静かに近づいて見ていた。なかなかうまく流れない、マーリーが諦めてボートに乗るよう示唆したので3人でボートに乗って下った。
右岸に高い岩盤ポイントが見える場所でボートを左岸に寄せ歩いて下流へ歩いて下った。マーリーがライズを見つけていたようだ。きっと、何時も知る魚だ。3人でライズを遠巻きして下流へ移動した。K氏の番だ。またもやビックブラウンだ。マーリーとK氏がそっと下流から近づいて行くまたもや少しずつ魚も離れて行く。今度は何とか射程距離まで近づく事が出来た。私が下流へ投げて長さを測った方が良いと言ったが聞こえない様だ。そのまま来意にを伸ばしながらフライラインをだして行く。「Oh・・! 大丈夫か?」思っていた通りだった。どんどん上流へ移動していた魚を見失ってしまった。「・・・・!」私は大きなため息が出てしまった。
気を取り直してボートに乗った3人は流れを下りランギタイキリバーの合流地点まで下りホロマンガの合流で終わりだと思っていたが更に下流へとボートは下った。しかし、その後はあまり記憶が無い。結果的にはダンが牧場のボートランプにいて、フィニッシュになった。

2/29最終日
ラングタイキリバー(フルナキ合流からダムサイドまで)
フルナキの合流場所でボートを下してマーリーが車を下流のボートランプへと移動しに行った。K氏と私はロッドのセットをして待っているとマーリーが戻って来た。ここの場所から下流へ行くのは初めてだった。
下流部の流れはやはり上流より緩やかだった。
緩やかな流れを流れにまかせて下って行くとすぐに何時もボートを引き上げる牧場の前を通過した。ここからは未知へのポイトだ。最初は倒木の下流のポイントだった。下流からボートを寄せて私が釣ったレギュラーサイズの50cm弱ノレインボーだった。次のポイントは右岸の草付きの変化が有るポイントだった同じように下流からK氏がチャレンジする。ここには何匹かの鱒がライズしていた。最初の下流の魚を思うようにキャスティング出来ずに撃沈した。すぐ上の魚をチャレンジしたが同様だった。結局この場所で3匹を沈めてしまった。次のターゲットは深いコーナバンクでライズしていた。マーリーが水中から出ていた沈んだ枝につかまりボートを固定した。私が難なく1匹目を釣り対岸の方に魚を取り込むためにボートをポイントから放しす為に移動してリリースした。「まだまだ何匹も居るぞ!」マーリーがボートを元の場所へ戻した。今度はK氏の順番だ、上流から流すがK氏のリーダーとティペットが短すぎてなかなか思うようにスラックが出来ない。K氏のシステムでは魚の前まで何度も挑戦してもナチュラルドリフトが出来ない。しびれを切らしたマーリーが下流の岸にボートを付ける為にボートをこぎ出した。下流の砂場に止めたボートを降りて、斜面を登り崖の上から釣る事になった。それでも短すぎるリーダー、ティペットでは旨く行かない。結局落ちた瞬間に食った魚を釣り崖の上からランディイグしてリリースした。結果、このポイントはフィニッシュとなった。このような事が多く私は最終日の記憶は薄れています。思い出しました。最後のポイントはK氏が右岸に居た2匹の魚を激沈した。私の最終はダンが対岸で待ち状態で心の中で「もう良いよ!終わりにしよう。」マーリーに「Finish!」と言って、対岸で待っていたダンの所へ行って終わった。
ボートを車の上の載せ私のベストに入っていたフライボックスの写真を撮りながら4人で笑って今年のNZフィッシングは終わりだった。マーリー及びダンお疲れさまでした。
写真はマーリーのフェイスブックに載っていた。


コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください