5月27日(火) 花とイブニングライズ
今回も富士の樹海へ花の写真を撮りに行って来ました。
今回撮影目的の花はスズムシソウです。
盗堀によって数少なくなってしまっている花です。この花は環境が変わると枯れてしまいます。スズムシソウは山で見るのが一番です。
私が見るかぎり、盗堀され枯れそうな株がYAYOOオクに掲載してあるように思います。誠に悲しいことです。
スズムシソウは家で育てること自体が無理な事ようです。下記のアドレスで確認して頂ければわかると思います。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10109649415
帰りのイブニングライズは小型でしたがヒゲナガで爆釣でした。
スズムシソウ
(ランの仲間です。)
ササバギンラン?
盗堀はやめましょう!
ランが生育していくのには、丘陵(里山)地帯の二次広葉樹林(くぬぎやミズナラの雑木林下、草まで適当に陽光が当る雑木林)と、そこに繁殖した“ラン菌”の存在が、必要条件です。
もし“ラン菌”が存在しないとラン”は衰弱して、いづれ枯れて死滅します。
現在のところ“ラン菌の培養技術”は、確立していないと云えます。
ですから、信頼の置ける園芸店などでは販売されていない訳です。
観光地などで、もし販売していたなら間違いなく盗掘品で、いずれ枯れますので購入はやめましょう。
また、栽培(庭植え、鉢植え共に)は、事実上不可能と考えてください。
絶滅を防ぐには“盗掘をしない”事はもちろんですが、自生地環境の維持には“除伐や草刈りなど積極的な環境管理”が必要なのです。
フックから静かに外して逃がしました。
写真は小さなニジマスですがイブニングライズはわずかの時間でたくさん釣れました。