アメリカ・モンタナ釣行(9月21から9月30)

1日目

ヘンリーズホークの朝は予想どおり冷えこんでロッジ前の草原は霜で覆われていた。 時差ボケなのかこれから始まる鱒たちとの格闘(確答)を秘めた逸る心を楽しむ。 有明の月が空を染めている。その微妙なグラデーションが日本画のように美しい。

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良いのか悪いのか天候は快晴である。
9時に迎えに来たガイドのスチュールの車でラストチャンスへ。少し川沿いに下流へ下り釣り場に着いた。
この旅に同行のK島さんとK下さんがガイドのスチュールの指示に従い上流と下流に分かれて行った。 30分近く経過した頃から徐々に小さな魚のライズが始まった。 下流に入ったK下さんとスチュールが流れの中心へ入って行くのが見える。
私は目前の小魚ライズを観ていたが1歩ずつ波を立てずに流芯へ移動していく。 大きい魚のライズを探すが見当たらない。
広範囲の水面を凝視するが有るのは15cm以下の小魚のライズばかりだ。 しらぬ間に上流のK島さんの横に移動したスチュールも2人で徐々に流芯へ入っていった。 下流ではK下氏はすでにキャスティングを始めている。 私は更に1歩2歩と前進しライズを探す。 廻りの魚のライズと少し異なるライズを発見した。 水面を見て流下物を確認した。流れているのはマホガニーだ。私が思ったより小型だ トラウトハンターで買ってきたイマージャーを結んだ。 私は距離とライズのタイミングを見極め最初の1投をキャストした。 1発目で出た魚は難なくフッキングした。 最初の一瞬だけ引き込んだ魚はすぐに寄って来た30cmを少し掛けるサイズだった。そのままランディングして静かにリリースした。 上流のK島さんとスチュールがこちらをみている。サイズが気になったようだ。 私は両手の人さし指で小さいサイズだと合図した。 納得したのか彼らはまた水面を見つめ始めた。 私も遥か対岸近くの大きい魚のライズらしき物を発見した。 廻りの小魚に影響を与えないように徐々に前進していく。 対岸のライズを確認できる距離に来た時それは起こった。 目の前にヘッド&テールのライズを発見したのだ。容易に投げられる射程距離である。 私はすでに仕留めたと思った。 2度目のライズを確認してラインを測る為に下流へ軽くキャストした。 逸る心を抑え左手でラインを持ち次のライズを待った。 準備万全の態勢であった。 その僅か数秒後である。大きな風音と共に川面がざわめきたった。 全てこの一瞬で終わった。 今さっきまで有った全てのライズが一瞬の内に静まりかえた。小魚までもだ。 私は憮然とした。その後も強風はやむ気配がなかった。 やむを得ず待った30分程待ったがライズは始まらなかった。 ガイドのスチュールの指示で車に戻る事にした。 スチュールの提案でトラウトハンターのレストランで昼食を食べながら午後からの予定を考えることにした。とは言ってもスチュールに任せるしかなかった。 コーヒーをチィイスしてサンドイッチを食った私達はシスチュールの用意したドリフトボートで上流でのニンフングをやる事になった。  ボートランチに着くと沢山のボートがスタンバイしていた。 ガイド仲間が皆で話している。考える事はみな同じのようだ。 ドリフトボートからの瀬釣りで30cm前後魚だが3人共、何匹か釣ってボーズを免れたこの場所で新たな発見を得た。 ボートランチに立っていた貝の保護看板に付着していた無数のトライコだ。 私は真夏の虫だとずっと思っていたのだ。そして後日のデピュー(9月25日)でも早朝K島さんの頭の上でトライコが蚊柱のように舞っていたのだ。 気候の変動によるものだと思うが釣り人が勝手に時期を決めるのは大きなリスクをとなう事をあらためて感じた

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